星空と森はそよ風にざわめく

「八宝菜」は嫌いかな?好きかな?さまざま感じ方があるかもだけど、そんなに悪くない気がする、「釣り名人」って。そうだよね?
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熱中して話す先生とぬるいビール

とある夜、私は恋人と、都内から下道を利用し、サザンビーチにやってきた。
それは、お気に入りの一眼レフで風景を撮ることだったけれど、なかなかうまく撮れない。
ビーチは長く来ていなかったので、しだいにヒールを脱いで海の中に入りはじめた。
だんだん飽きて、浜辺で山を作ることをするようになった。
それまでは、確かに近くに置いていた白の一眼レフ。
じゅうぶんにはしゃいで、帰宅最中、スタンドでデジタル一眼が見当たらない事にショックを受けた。
仕方なくアパートまで帰ってきたけど、それからしばらく、とても残念な思いをしたのを覚えている。
数百枚の写真が入った私の一眼、今はどの場所にいるんだろう?

曇っている日曜の朝は読書を
5年前、二十歳の時に、仲良しの3人で飛行機でソウルに旅行に向かった。
行ったことのない国外で、ホテルにちょっとだけ滞在だった。
繁華街をずっと見学して、楽しんでいたけれど、そのうち道に迷った。
日本語は、当然通じないし、韓国語も全く通じなかった。
その時、韓国人の男性が完璧な日本語で道を教えてくれた。
しばらく東京に留学して日本文化の勉強をしたとのこと。
それがあって、また、良いツアーを続けることが可能になった。
帰る当日、駅で道を教えてくれたその人にまたばったり会った。
「またきてね」と言われたので、一同この国が好きな国になった。
いつも有給は韓国旅行が恒例だ。

雲の無い平日の午前は歩いてみる

梅雨が明けたばかりだけど、今日蝉が鳴いているのを聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と思った。
あと10日ほどで夏休みという日曜の午前中、少年は縁側でアイスクリームを食べていた。
頭上では風鈴がときおり涼しげに鳴っていた。
朝から日が強く、太陽が少年の座った足を照りつける。
少年は元気に半ズボンだった。
汗が顔を伝って流れ、アイスクリームも溶けてきた。
少年は、近くの屋外プールのプール開きを楽しみにしていた。

蒸し暑い金曜の深夜に昔を懐かしむ
チカコが、マンションのベランダにて、ミニトマトを育てている。
実ったら野菜サラダを作るらしい。
彼女は、あまり水を与えないし、ベランダにて煙草を吸うので、ミニトマトの周りの空気はこれっぽっちも良くはない。
丸1日、水も肥料もあげてないという時の、トマトの見た目は、葉が垂れ下がっていて、まるでしゅんとしているシルエットにそっくりだ。
申し訳ない気分になったので、水と肥料を多くあたえると、次の早朝には生き生きと復活していた。

ノリノリで叫ぶ友達と月夜

まだまだ社会に出てすぐの頃、無知で、大変な厄介なことを起こしてしまった。
罪悪感を持つことはないといってくれたお客さんだが、感じの良い訂正の方法も考え出せず、悲しい顔をしてしまった。
若いお客さんが、エクセルシオールのカフェオレをあげる、と言ってくれた。
間違って2つ注文しちゃったんだよね、とニコニコしながら違う種類のドリンク2つ。
長身で、細くてすっごく感じのいい顔つきをした男性。
嬉しかったな、と思い出す。

笑顔で叫ぶ先生と月夜
見入ってしまうくらい綺麗な人に出くわしたことがありますか?
過去に一度だけありました。
電車の中で若い方。
女性の自分ですが、ドキドキしてしまいました。
どれだけ手入れをしているか、という本人の努力もあると思います。
だけど、内面から出てくるオーラは確実にありますよね。
世の中には素晴らしい人が多くいらっしゃるんだなーと思いました。

雨が降る週末の夜に友人と

堤防の近くに私たち家族は、暮らしているので、津波被害を父と母が危惧している。
特に東北大震災後は、海からどれくらい隔たっているのかとか丘陵地は身の回りに存在するのかとかもの言う。
妻と自分も恐れているだけれど、気軽に新しい家も見つかるわけではない。
そうは言っても、誠に高波がくるとなってしまった際にのがれる道筋を確定しておかないとと思う、けれども、防波堤周りしか近くに道がないので、今回、あらためて考えたら危ないと思った。

自信を持ってお喋りする兄さんと私
太宰の人間失格を読み切って、主役の葉ちゃんの想いも分からなくはないな〜と感じた。
主役の葉ちゃんは生きていくうえで誰でも持ち合わせている部分を、たくさん抱いている。
そういった部分を、自分の中だけに隠さないでお酒だったり異性だったりで解消させる。
最終章で、行きつけのバーのマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と言う。
その部分で、主役の葉ちゃんは世渡りが下手なんだと、絶対切なく感じてしまう。

どしゃ降りの金曜の昼は食事を

少年は今日、学校の給食係だった。
帽子とマスクをつけて、白衣を着て、他の給食係達と、給食を給食室へ取りにいった。
今日の主食は、お米ではなくパンだった。
バケツみたいに蓋付きの大きな鍋に入ったスープも。
少年は、一番重たい牛乳だけは、男が運ぶべきだろう、と思っていた。
クラス皆の分だから38本ある。
なので自分が、バットに入った牛乳を持ったけれど、同じ給食係のフーコちゃんが一緒に運んでくれた。
重たい瓶入り牛乳を女子に運ばせたくはなかったけど、同じクラスでちょっと気になるフーコちゃんと一緒に教室まで歩ける、と思ったので、少年は少しドギマギしながら、何も言わずに2人で牛乳を持つことにした。

無我夢中で踊る兄弟と私
健診は、毎回どういうわけか引っかかる。
心音だったり、数値だったり、胃だったり。
胃の検査をバリウムを一気飲みして受けてみて、検査結果を受け取ると、胃がんの疑念が存在して、即座に、再検査を指定の病院にて受けてください。
と記載してあったのには、あせった。
あせったそれに加えてぞっとした。
すぐさま専門の病院に診断されに行ったら、ただの胃炎だった。
胃は今までもうずいていたので、健康診断に引っ掛かったのはわかるが、文章で私の名前とがんの疑義があると記載してあったら不安だった。

ラクダ

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